東京国際映画祭「ファウンテン」 ヒュー・ジャックマン/レイチェル・ワイズ
追加販売のチケットで、10/22の20時会場分に滑り込み! 発売開始と同時に注文したせいか、ど真ん中のめっちゃいい席でした(^^)
行きつけのシネコンは縦に長いので、横に長いTOHOシネマズ六本木の会場にびっくり。スクリーンの近さにもびっくり。ついでにうるさい隣の女性二人組にうんざり。
でも、ヒューのアップに次ぐアップをひたすら堪能出来たのでまぁよしとするか・・・でした。
「Fountain」、戸田女史訳では「根源」になってました。 ALCでひいたら「泉」。Oxfordで調べたら、やっぱり泉。だけど“a rich source or supply ~”となっていたので、まぁ・・・・ズレてはいないんでしょうな。
以下、ネタばれありの感想とレポート。日本公開が1年後ということで、本筋部分は色を変えて隠しますので、反転させて読んでください。
会場に入ったら、スクリーンの前にファウンテンのポスター、脇にマイク。
舞台挨拶でも?でも、誰が?と思ってたら、ホントにその気配。
どーやら、ダーレン・アロノフスキー監督とプロデューサーのエリック・ワトソンが来日したらしい。事前に予告がなかったあたり、いきなり決まってギリギリの来日だったのか?といぶかしんでたら、どーもビンゴの様子(^^;
司会は襟川クロさん。通訳小林なんとかさん(←うろ覚えすぎ)
alexの超曖昧な記憶を掘り起こして、覚えている部分だけ出してみると・・・
司会:「この作品は東洋思想が強いようですが、意識されましたか?」
監督:「Sure!」
司会:「この作品を最初に映画化しようと言い出したのはどちらですか?」
監督:「僕らはチームで動いていて、思いついたものを並べていくんだ。その中から面白そうなものを選んだんだよ」
司会:「エリックさんは幼少の頃日本にいらっしゃったそうですが」
製作&通訳:「沖縄で日本人だけの幼稚園に、黄色い帽子をかぶって通っていたよ。でももう日本語は忘れてしまった」
司会:「普段はプライベートなことは聞かないのですが、監督はこの作品で『永遠の愛』を手に入れられたんですね」
監督:「NYに帰って息子にミルクをあげなきゃいけない時間だ!」
司会:「(製作のエリックに)ラブラブな2人との仕事はどうでしたか?」
製作:「彼らはプロだから撮影中は激しく意見を交わし、週末はラブラブなムードでいたよ。そしてまた現場にきて仕事に戻るんだ」
監督:「日曜日だけ僕は幸せだった!」
alexの省略・意訳のオンパレードですので、雰囲気だけつかんでください(滝汗)
そして、さっさとハケたがる2人を「No,no! Stay!」押しとどめ、撮影タイムに突入。ほんの2分ほどで、もういいだろうと去ろうとすると、また司会に怒られ、カメラマンのカメラに向かって手を振り、客席後方(上段)にいたカメラ(こっちは動画かな?)に向かっても大きく手を振るよう促され、ものすごい「営業用スマイル」を振りまく2人(爆笑)
でもねぇ・・・月曜日のめざ○しでは、土曜日のオープニングの映像しか流れなかったんですよね~(苦笑)
で、や~っとフラッシュから開放されて外に出て行くのかと思ったら、出て行かずに端の方に着席していた感じでした。
カメラマン達が会場を後にし、席を外させられていた最前列のお客さんたちが席についてや~っと上映開始。 ふむ。予告編が入らずにいきなり本編ってのも新鮮でいいなぁ~(笑)
肝心のお話はと言うと・・・・・・
不思議なお話
でございました。はい。
分かりやすい色恋物語が苦手で、雰囲気や景色や色を楽しむ感覚の人には悪くないかも。
なんだろな~。東洋思想というと耳あたりはいいけど、要するに「明確な答えがなくて、筋がなくて、感覚で全てをとらえる。ロジスティックじゃなくていい」人なら楽しめると思われる雰囲気。
alexはその手の不思議作品が得意でないので、ひたすら唸るしかなくて絶賛が出来ないのですが、悪い作品ではないと思います。ええ。来年日本公開で見るか?といわれたら、躊躇しますけど。。。。ハハ。
ヒューのファンで、ヒューが見られたらそれでいい。という方にはとりあえずお勧め。3つの時代のコスチュームは面白いし(?)、苦悩するヒューは胸を打た
れるし、1人の女性を愛してやまない姿には、「あぁぁぁ・・・・ヒューに想われる人がうらやましっっっっ!!」とハンカチをぎりぎり噛み締めたくなること
も確か。
ドアップも多いので、見ごたえはありまくり。
でもなぁ・・・・長い! たった96分?のくせにオシリが痛くなる感覚が。。
ついでに、あのプロモーションの仕方に疑問。「3つの次元を旅する壮大なラブストーリー」って、すっごいラブストーリーを連想するじゃないですか。
壮大って、あーいうのを壮大? う~ん。いや、ビジュアル的には壮大(?)だけど、難しいんでないでしょうか。「3つの次元」を、「3つの時代」ととんでもない間違い思い込みをしていたalexも悪いのですが、ちょぉぉぉっと謎なぞナゾでした(^_^;
エンディングに入った瞬間、「結局なんだったの?」「永遠の愛は~」叫んだ隣の女性2人に大きく同意はしたのですが、
あんたらねー、静かなピアノ曲のエンディングで、ギャースカ喚くんじゃない!
感想を叫びたいなら出てけっ!外で言えっ!
こっちはナゾに包まれながらも余韻に浸ってんだ!
ヒューを知らなくても、レイチェルを知らなくても、映画祭だから割引してくれないなんてよく分からない発言をしててもいーけど(っつうか、何しに来たの?わざわざ高い金払って)、マナーは守れ!
あ、もちろん、2人がそれぞれ一言ずつ口にした時点で「もうちょっと黙っててもらえんません?」と黙らせちゃいましたけど(^_^;
上映前からえらくうるさい2人組だったのでイヤな予感はしてたんですけどねぇ・・・
アレルギー性鼻炎で鼻が詰まって、上映中に鼻を拭っていたalex。ズズっとやってしまったので、「な、泣いてるの?!」と思われたらしく何度かそのにぎやかな女性の視線を感じてましたが、泣いてません。鼻水が止まらなかっただけです(激苦笑)
ここからちょっとネタばれ大あり感想なので、ネタばれOKの方は反転してください。
え~っと、トムは宇宙飛行士なんですか?(ちらしかどこかにそんな紹介が)
ありゃ、修行僧でしょ。坊主頭に作務衣みたいな薄着。でもって、空中で、え~っと・・・太極拳か空手みたいな(ガン=カタを思い出した・笑)ポーズ。
宣伝文からalexが思い描いていたストーリーは、不死の主人公が1人の女性を愛し、何度も生まれ変わるその女性を各時代でず~っと想い続け、守り続け、愛し続け、毎回2人はちゃんとお互いを見つける。ってな超ラブラブ甘甘なものでした(甘すぎっ!)
なので、木と語り合い、「Finish it」と呟くイジーに「やめてくれ~」となるトムは不思議ちゃんでよく分からなくって。
炎の剣で襲われたトマスのその先も分からなかったし、どれもこれも断片すぎて完成図が思い描けなくって「この話は一体どんな結末に?」と悩み続けて鑑賞する羽目に。
「死」への恐れを持たなくなり、受け入れる準備が出来たイジーと、「死」への恐れにがんじがらめになっているトミー。
死は始まりに過ぎず、生は生命の根源(fountain)から綿々と続いていくものだと悟っているイジーと、医者である自分がイジーの脳腫瘍を治せない無力に涙し、かすかな希望を見せてくれたサルを使った実験にのめりこむトミー。
イジーを治すためとはいえ、彼女の残り少ない時間を共に過ごす事も考えろよ、と文句を言いたくなるほど、サルを手がかりに彼女を完治させることだけに没頭しているトミー。
でもま、「死」を前に、開き直れるのは当人くらいなのかもしれませんね。当人は消えてしまうだけだからその後を心配しなくていいけれど、傍らにいる者は、最愛の存在がなくなってしまった後も生きていかなければならないわけで。
「その後」を考えた時、イジーが死の話をするのを拒絶するトミーの気持ちも分からなくはないなーとも思いました。
生命の根源の木。その樹液を飲めば不死になるとのことで樹液を探し求め、口にするトマスですけれど、不死になる=生命の根源となる というオチにもっていくとはびっくり!
そりゃ、スペインに戻って女王とめでたしめでたしなんて展開は無理なのでしょうけれど・・・・
それがトマスの紡いだ第12章ということならば、トマスもようやく「死」を受け入れられたってことなんでしょうね。
理屈で考えるとダメなんだろうな、この作品。分からないところが魅力でもあって、割といろんなシーンが脳裏に焼きついているので、alexは戸惑っているだけでこの作品が嫌いではないのだと思います。
スペイン女王時のレイチェルは、それはそれは美しいです。も~~、ライティングとメイクで効果が倍増されてるのでしょうけれど、LOTRのガラドリエル並みですな。LOTRと被りました。
最後に。ヒューの坊主頭はカツラですか? おでこにかすかな段差が見えたような気がしたんですけど・・・・
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» 東京国際映画祭 “The Fountain” [++ Another Meeting ++]
東京国際映画祭の招待作品、ファウンテン。見に行ってきました。
映像で語られない部分、
それを観客が想像を膨らませることで完結する
そういう映画でした。
最近こういうタイプの映画って少なかったからかなり新鮮でしたね。
友人と食事した時に別の話をしながら、頭の隅で映像が回っている感じでした。
自分で完結させるタイプの映画って嫌いじゃないからそれはそれでよかった。
海外で厳しい評価があったのはわからなくもない。
西洋の宗教的な考え方に付随したものではないからね。
そこのところ... [続きを読む]
受信: 2006/10/25 13:36
» ファウンテン(2006米)-TIFF招待作品 [WAKOの日常]
(10月22日@TOHOシネマズ六本木ヒルズ)
米国でもまだ公開されていない作品(11月22日公開予定)。今回、TIFFで人気のため追加上映が夜に組まれました。その半数近くはFOXのご招待(懸賞)だった様子。私もキャストのよさでチェックしていた作品だったので、友人に誘ってもらい、行ってきました。
上映前にダーレン・アロノフスキー監督、ニック・ウェクスラー(プロデューサー)の舞台挨拶がありました。ニューヨークから到着早々、舞台挨拶に駆けつけたとか。この監督さん、レイチェル・ワイズの(今のと... [続きを読む]
受信: 2006/10/25 13:43
» ファウンテン(2006) [萌映画]
東京国際映画祭・特別招待作品「ファウンテン」を見てきた。
もうヒュー、出ずっぱり&大アップである。
日本公開は2007年予定(日程がまだ出てない)ので、ネタバレしないように感想を書かなきゃと思うのだが、むずかしーなー。
まずは、夫(監督)の目の前で熱烈ラブシーンという噂のナニだが、露出度は少ない。ヒューは背中だけだし、レイチェルにいたっては「ナイロビの蜂」以下。
期待はしないように(^^;
な〜るほど、こ�... [続きを読む]
受信: 2006/10/25 15:20











コメント
やっぱり女王はかぶりましたか、あの方と(^^;
>「あぁぁぁ・・・・ヒューに想われる人がうらやましっっっっ!!」とハンカチをぎりぎり噛み締めたくなること も確か。
↑確かです!
それから、私も長く感じました。短めの映画なのにね。
やはり最前列はつらかったです。
もっと正面から見たかったです。
それから、英語字幕でみたいです…。
投稿: rukkia | 2006/10/25 12:59
はじめまして。TBありがとうございました。
監督の来日のインタビューが少しでもわかってうれしかったです。
いや、頭の中で整理つかなくて2回目パスしたので(笑)
タイトルの翻訳の件ですが、これはたぶんなっちゃんではなくて配給会社がつけるものだと思います。
意外と「根源」という翻訳はよかったかな(笑)
内容の理解は微妙ですが。。。
scriptが早く欲しいって感じですね。
投稿: anaraneことgrive | 2006/10/25 13:47
alexさん、ご覧になりましたか!
これ、カンヌ映画祭でもちょっと叩かれてたみたいなんですよ。難解だという理由で。雰囲気にひたるタイプの映像作品は数ありますが、よほどプラスアルファの魅力がないと、鑑賞に耐えないものになってしまうのですよねえ。その辺り、この「ファウンテン」はどうなんだろう。未見ですのでなんとも言えませんが、ちょっぴり期待してみましょうかしら…。
それにしても、お隣のかしまし2人連れ、マナーもへったくれもありゃしませんね!最近そのテのバカタレ観客が増えて、映画館で観る意欲を削いでしまいます。
投稿: 豆酢 | 2006/10/26 15:04
>rukkiaさん
最前列ですかっ!そ、そりゃつらいですね(^_^;
私も英語字幕で見たいです!!
>grive さん
監督&プロデューサー来日インタビュー、ほんのちょっとですが雰囲気をつかんでいただけて嬉しいです(^^)
この作品は2連ちゃんは厳しいですよね・・・ 1年くらいインターバルをおけばいいかも、と思いますが(苦笑)
「根源」、ストーリー的には確かに外してはいないと私も思いました。
>豆酢さん
いや~、難解でした。見ている間と見た直後は、「ん?ん?ん?」とひたすら頭を抱えてました(^^; 感覚で理解すべきなのでしょうけれど、もうちょっと分かりやすければな~~と。
隣の2人連れ、ほんとーにイライラしました(--; やっぱり大画面&大音響で見たいのですが、うるさい親子連れやカップルが増えてきているので、私も映画館にいく意欲がなくなることが多いです・・・・
投稿: alex | 2006/10/30 10:25